コードギアスＲ２最終話感想

皆、コードギアスを第１話からＲ２最終話まで見ると良いよ。
と言うかむしろ、視聴することを是非ともお勧めいたします。


…どうも、雛まゆきです。

突然ですが、涙が止まりませんどうにかしてください。（ぇ）
一足遅れてようつべにてＲ２最終話の本編を見ました。終わり方はわかりきっていましたが、いざ見てみるとやっぱり涙が溢れました。
感想書きます。ネタバレ考慮してません。

続きからどうぞ。

私、コードギアスを甘く見てた。
どうなのものかと思ってたけど、こんなに考えさせられるアニメになるとは思わなかった。
いろんな方の意見はあるでしょうが、私的には久々の神アニメだと思います。
ただ平和や憎しみを謳うだけじゃない。そう思いました。

ルルーシュのＲ２後半での悪行には、どこか裏があるんじゃないかと感づいてはいました。
皆さんも薄々感じ取っていたのではないでしょうが。
でもまさか、自らの死をもって憎しみの連鎖を断ち切るなんて…。
ギアスと言う力を得て、それによって母の仇を討ち、世界を変えようとした。
そのために大勢の人をギアスの力で利用して、犠牲にした。そしてまた、ルルーシュ自身も多くのものを失った。
その上、自分自身で作り上げた「ゼロ」さえ利用して…。
様々な悪行をなし、圧政をしこうとした皇帝ルルーシュ。世界の敵となり、世界中の憎しみを集め、自分の死で全ての計画が終わる。
ルルーシュが死ぬことで、世界が救われた。本当の意味で、平和に近づいたのだ。

憎しみは何も生まないとか、人を殺したら報いを受けるとか、いろいろ言われてるし、そういうものを題材にした物語は沢山あると思います。
でも、主人公が自ら計画して、己の死をもってそれを成し遂げるというのは…あまりないのではないでしょうか。（私が知らないだけ？）

ルルーシュがしたことは、許されるものではないでしょう。沢山の人を利用し、犠牲にしてきました。
でもそれは全て、自分以外の人を生かすため。世界を本当の意味で変えるため。
優しすぎるよ、ルルーシュ…。どれだけ世界を愛してるんですか貴方は。

スザクはゼロの仮面をつけ、親友であったルルーシュを殺した罪を背負って一生を過ごさなければならない。
それはスザクによってとても苦しいことでしょう。
でも、それでも、まだ生きてる。
生きている限り、きっと何かがある。

オレンジの演技がナイスだとか、最後の最期でルルーシュの思惑に気づいたナナリーの健気さとか、まだまだ語りたいことはいっぱいあるけれど…。
皆が幸せになれて、本当に良かったです。
本音を言えば、できれば、主人公であるルルーシュ自身にも、皆と幸せになってほしかったです。
最期に死んで終わりだなんて、卑怯ですよ…。

でもきっと、ルルーシュは満足して逝けたのでしょう。
計画通りに事が運んで、ナナリーには最期に気づいて「お兄様、愛してます」って言ってもらえて。
実は密かに生きてるんじゃないかとか、そんなことも考えてしまいそうになるけれど、この終わり方で良かったんでしょうね。

ありがとう、コードギアス。大好きです、ルルーシュも、スザクも、ナナリーも、カレンも、他の皆も。
全員、愛してます。



是非Ｒ２版のロスカラ２を作ってください。絶対。