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日常茶飯事

思ったことをそのまま書き綴ってます。 漫画やアニメ・ゲームなどの感想も時々。たまに愚痴とか意味不明な詩や小説も書きます。

2025.06.23
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2008.03.18
どうも、雛まゆきです。

「仁義なき乙女」、ほぼ全クリしました。
まだバッドEDは残ってるんですけど…。(苦笑)

…ただの、乙女ゲームだと思ってました。18禁の。
でも、私は侮ってました。そもそも、勘違いしていました。
年齢制限が入っていようがいまいが、これはれっきとした恋愛ゲームで。それぞれのキャラのルートに沿った恋物語が展開していきます。
いや…当たり前なんですけど。当然のことなんですけど。
なんか、こう…妙に感激しちゃいまして。

感想を書きましたが、ネタバレに容赦がないので読みたい方だけどうぞ。

天音→武藤→喜多川→龍ベストEDの順にクリアしました。

天音も武藤も大変良かったです。とてもスリリングだったし、シリアスもあったし、甘かったです。
喜多川さんは…敢えてノーコメントで。(スミマセン;)
細かな感想は、後日気が向いたら書きます。まずは、今一番印象深い龍のベストED「家族」についての感想を語らせて下さい。

まず一言。とにかく、涙が止まりません。(最近泣きすぎな気もしますが)
全キャラクリアして、改めて言いたいです。やっぱり私は龍が一番大好きです!!!!!
なんて言うかもう…話してしまえばよくある話かもしれませんが、泣けました。感動しました。

流れは基本的に喜多川さんのバッドEDと同じです。

龍は主人公のため・自分の父親のために自ら虎桜組を捨てて自分の父親の支配下であり虎桜組の敵である龍連会の組長になります。
そして影で父親が過去に犯した犯罪の数々が記してある書類を探し、父親の犯罪を止めるためにそれを刑事である喜多川に託しました。

でも、喜多川は12年前に龍の父親のせいで大切な弟を亡くしていたのです。喜多川は龍の父親に復讐するために裏で誰にも気づかれないようにひっそりと情報を模索していました。
そしてついに、龍によって自分の弟の仇を討つことができるようになりました。
メディアに情報を与え、喜多川は自らの手で龍の父親とその共犯を撃ち殺しました。…まさに、復讐者として。

龍は、どうしようもなく悪い父親であっても、父親を憎めずにいました。心の内では愛していました。
自分のせいで父親を追い詰め、死に追いやってしまったのだとショックを受け、精神的に病んでしまいました。
また龍連会の組長でもあった彼は、父親の犯罪の罰を自身も甘んじて受けました。刑務所に入って。

その影響は虎桜組にも現れ、虎桜組は解散。同時経営していた桜コンツェルンも解体してしまいます。
残ったのは、莫大な財産。主人公はボロいアパートを建て、残りの財産を寄付。大家として過ごします。

主人公は何も出来なかった自分を悔やみ、それでも一度は想いが通じ合い結ばれた龍を忘れることが出来ずに、刑務所に何度も面会に訪れました。
会うたびに、話しかけるたびに、無表情で何の反応も示さない龍の姿に、主人公は必死に語りかけながらも次第に疲弊していきます。

その傍ら、主人公の経営するアパートに続々と元虎桜組のメンバーだった者達や関係者が現れ、再び同じ屋根の下で暮らすことになります。
また皆と以前のように、
家族のように過ごせることに喜ぶ主人公。けれど、そこにはいまだ龍の姿はない…。

会っても反応を示さない龍。ついには、主人公は彼に「迷惑だからもう来ないで欲しい」と告げられます。
それにシュックを受けながらも、必死に会おうとしますが、面会謝絶が繰り返される日々。
主人公は、ついに身体を壊してしまいました。
そんな主人公を支えたのは、他でもない仲間であり家族とも言える「皆」の存在でした。

主人公は皆のためにも、自分のためにも、そして龍のためにも、最後にもう一度だけ龍に会って、彼を諦めて自分の人生をやり直そうと決意します。
「もう一度だけ、最後に会って欲しい」。その気持ちを手紙に綴り、主人公は灰谷を介して龍に手紙を届けました。

そして最後の日。
最後だから、と初めて龍と出会った時のことを語る主人公。龍はそれを聞きながら、自分の記憶の中に眠る「家族」や「大切な人」の存在に気づきます。
主人公がこれ以上龍に迷惑は掛けられないと、「今までありがとう」と言って立ち去ろうとした時、龍が呟きました。
「お嬢…」。それは龍が主人公を呼ぶ時の愛称。まだ彼が虎桜組にいた頃、主人公を呼んでいた言葉。
驚きと期待で振り向いた主人公の目に映ったのは、紛れもない自分が好きだった頃の「龍」の姿。
そう、龍は思い出したんです。何ヶ月もかかって、ようやく自分の中にある大切なものの存在に。
「お前は俺の全てなんだ!だから行かないでくれ!お嬢!!」。龍の言葉が、主人公に降り注がれます。
やっと、やっと主人公の願いが通じた。あの時と同じ龍が、目の前にいる。自分を求めてくれている。涙を流しながら。
主人公はガラス越しに龍に駆け寄ります。「私も…私も龍さんが必要だよ…。私の誰よりも大事な人なんだもん…!」
もう泣かない。そう決めていたはずの主人公の目にも、涙が溢れてきました。
でもそれは悲しい涙じゃない。嬉しさから来る、感動の涙でした。

…それからまた数ヶ月が経ち、ついに龍が刑務所から解放される日がきました。
主人公含め、皆が龍が帰るのを待ち構えています。
龍が刑務所から出た時、皆はそれぞれに喜びを口にしました。
主人公も龍の側に行き、溢れる涙と共に彼に抱きつきます。もう離れない。そう誓って。

そして数日後。皆が見守る中、龍と主人公は虎桜荘(主人公が経営するアパート)で擬似結婚式を行いました。
これからは、きっともっと幸せな日々が待っている…。そんな思いに胸を躍らせて。

とまぁ、最後のストーリーはこんな感じです。
つっこめば、「その後の喜多川さんは…?大丈夫なの?」とかありますが、それはまぁ置いておいて。(ぉぃ)
なんか、書きながらまた泣けてきましたよ…。こういう話はテレビでもよくありますが、それとはまた一味違います。(なにせヤクザ関係だし)
初めは18禁ゲームだし、主人公に感情移入できない…と思ってましたが、最終的に感情移入して泣きまくってしまいました。

うぅ…龍のルートはどれも大好きです。たとえバッドだろうが好きです。
いや、どのキャラも愛しいんですけど、彼は格別で。もうマジで本当に主人公と幸せロードを突き進んで欲しいです。

嗚呼…仁義なき乙女の二次創作小説を読みたくなりました。
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プロフィール
HN:
雛 まゆき
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/02/10
職業:
大学生
自己紹介:
漫画・アニメ・ゲーム(特に乙女)が好き。
将来の夢は社会福祉士。(多分)
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