日常茶飯事
思ったことをそのまま書き綴ってます。 漫画やアニメ・ゲームなどの感想も時々。たまに愚痴とか意味不明な詩や小説も書きます。
2008.02.06
リハビリも兼ねて。
と言うことで、こんな恋模様にしたいなーみたいなツバサ夢の黒鋼編。
読んでもおkな方のみ続きをドウゾ。
「私にとって、彼はとても大事な人です」
そう言う姫の姿は、酷く美しく思えた。ああこの人には敵うまい、と思わされた。
けれど、違った。姫は私の想像を遥かに超える思慮深さがあったのだ。
そう…。戸惑う私の心を励まそうと、後押ししようとしているのだ。
「大切な人。彼は、それ以上でもそれ以下でもありません」
そして、とその小さく可愛らしい唇を動かした。
「”大切な人”だからと言って、必ずしも恋心があるとは限らないのです」
大切な人。それは恋人も家族も兄弟も友達も関係なく、分け隔てない情の念。
誰にだって抱く好意とはまた違う、領域を超えた想いの顛末。
「黒鋼は、私の大切な人です」
もう一度、姫はそう言った。どこまでも落ち着いた声音と、柔らかな表情で、そっと。
その言葉は一滴の雫のように、私の心に優しく少しずつ降り積もっていく。
頑なに拒み続けていた迷いを、そうっと溶かしていくのがわかる。
「私、は…」
「貴女にとって大切な人達は――”大切な人”とは、誰ですか?」
ああ、そうか。そうなのだな。
私はもう、この想いを隠す必要は無いのだ。姫の穏やかな瞳がそう言っている。
私は―――黒鋼が、好きなのだ。
やっと自分の想いを肯定することが出来た。
姫の…知世姫のおかげで。
そう言う姫の姿は、酷く美しく思えた。ああこの人には敵うまい、と思わされた。
けれど、違った。姫は私の想像を遥かに超える思慮深さがあったのだ。
そう…。戸惑う私の心を励まそうと、後押ししようとしているのだ。
「大切な人。彼は、それ以上でもそれ以下でもありません」
そして、とその小さく可愛らしい唇を動かした。
「”大切な人”だからと言って、必ずしも恋心があるとは限らないのです」
大切な人。それは恋人も家族も兄弟も友達も関係なく、分け隔てない情の念。
誰にだって抱く好意とはまた違う、領域を超えた想いの顛末。
「黒鋼は、私の大切な人です」
もう一度、姫はそう言った。どこまでも落ち着いた声音と、柔らかな表情で、そっと。
その言葉は一滴の雫のように、私の心に優しく少しずつ降り積もっていく。
頑なに拒み続けていた迷いを、そうっと溶かしていくのがわかる。
「私、は…」
「貴女にとって大切な人達は――”大切な人”とは、誰ですか?」
ああ、そうか。そうなのだな。
私はもう、この想いを隠す必要は無いのだ。姫の穏やかな瞳がそう言っている。
私は―――黒鋼が、好きなのだ。
やっと自分の想いを肯定することが出来た。
姫の…知世姫のおかげで。
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プロフィール
HN:
雛 まゆき
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/02/10
職業:
大学生
自己紹介:
漫画・アニメ・ゲーム(特に乙女)が好き。
将来の夢は社会福祉士。(多分)
将来の夢は社会福祉士。(多分)
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