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日常茶飯事

思ったことをそのまま書き綴ってます。 漫画やアニメ・ゲームなどの感想も時々。たまに愚痴とか意味不明な詩や小説も書きます。

2025.06.23
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2009.11.29
発売日から早2日。フルコンプはまだしていませんが、攻略キャラのEDはバッドベスト含め一通り見終わりました。
どの作品にも平等に言えることですが、良い所あり、悪い所ありって感じですね。

以下、キャラごとの感想です。
ネタバレ有りなので、読みたい人のみどうぞ。


アマ○ンのレビューにも書いたけど、「良作に近いけど、何かが惜しい」作品でしたね。端的に言うと。
でも音楽やエフェクトアニメはカッコ良くて好きだし、話の大筋も案外良かった。
ただ…ねぇ。
案の定、キャラによってシナリオの出来に差があるというか、何と言うか。
まぁそう言う批評はレビューで存分に書いたので、ここでは正直な感想を書きます。

【黎明】
ぶっちゃけ、彼の照れ顔はどの攻略キャラの中でもダントツで好みでした。
わかりやすい私の好みなツンデレの渉よりも、ある意味好きです。
キャラ的に一番好きなのは、多分黎明なのだろうなぁと思います。私的に。
…シナリオさえ、もう少しお互いの心理描写や日常のほのぼのした所を見せてくれたものであったなら。
終盤の展開が、もう少し盛り上がりのあるものであったのなら。
二人の想いが通じ合って、「よっしゃ!今から敵を倒しに行くぜ」と意気込んで行ったものの、敵組織は既に壊滅状態。
しかもラスボスと思われる人物は勝手に自滅すると言うありさま。
え?ここは、王道だけど二人で力を合わせて強敵に打ち勝って終わろうよ!と思いましたね、正直。
ルートの中盤までは凄く良かったです。
主人公は、元フライコールの娘であフライコールの現ボスである自分を守ってくれる黎明に少しずつ惹かれ、相手を守りたいと思う。
対する黎明も、自分のために自身を顧みずに立ち向かう主人公に翻弄されながらも惹かれていく。
その描写は凄く良かった。
それと、個人的に休日に黎明の様子を見る際のイベントが凄く好きですw
黎明が実はお酒苦手で、でも主人公のバレたくなくて必死に隠そうとして結局大失敗してバレて、それでもも主人公に忘れてもらいたいと拗ねた感じで言うところが、可愛くて仕方がなかったw
本当、あと1つか2つくらい親睦を深めるイベントがあり、二人で力を合わせて強敵を倒す展開だったら、絶対に彼のルートが一番好きになってたと思う。
期待していただけに、落胆が大きい。orz
でもキャラ的には好きです、黎明。他のキャラのルートでは頑固だし面倒な性格してるけど、憎めないくらい。

【司狼】
司狼は他のキャラのルートの時の方が凄く輝いてた気がします。
生真面目で頑固な黎明と違い、融通のきく彼は本当に良い奴だと思います。
でも自ルートでは、もうちょっとで良いから自分の葛藤や過去の悔恨を垣間見せてくれてて欲しかったな。
彼の性格上自分で明かすことはないかもしれないのはわかるけど、そこはやっぱり乙女ゲームとして、主人公に明かして、主人公に彼の苦しみを受け入れてもらう話が欲しかった。
私的に、主人公が死んで司狼が涙する場面までを悲恋ED、司狼の葛藤を主人公が受け入れて乗り越えていく展開をベストEDにしてほしかったですね。
EDで前置きもなしにいきなり南の島は…正直、びっくりした。モノローグで良いから、なんで突然南の島に二人でいるのか教えてくれよ。
台詞で「夢かもしれない」って言ってるけど、なんか本気にしちゃいそうになるだろう!
でも、理性をなくして暴走する自分を戒めようと、最後の最期まで自分の本心を見せないまま自ら命を絶つバッドEDは良かった。
ベストEDも、最後が南の島なのが謎だったけど、自分の命と引き換えにしてまで正気を失った司狼を助ける主人公と、それを後悔し号泣する司狼の場面が切ないけど凄く好き。
自己犠牲も一つの愛の形だとマスターは言ってたけど、司狼ルートはまさにその典型だと思いましたね。

【渉】
渉は王道な展開でしたね。元NEDE出身で、でも自身の無力さに日々打ちひしがれてて、脱走し、心身ともに憔悴しきっていたところを凛に拾われた。
最初は主人公のことをチャラチャラした奴だと思い込んでてぶっきらぼうだったけど、主人公の実直さに打ち解けてきて、いつの間にか主人公のことを守りたいと思うようになる。
でも想いとは反対に自身の無力さを再び痛感し、彼は一度主人公の前から姿を消す。
再会した時には、彼は自身に武骸を入れてもらっていた。
バッドEDだと、武骸を入れた反動に耐え切れず、主人公に看取られて死んじゃうんですよね…。
しかも主人公に「お前のことが好きだ」と言い切れずに。
最初にバッドED見てしまった時、思わず泣きそうになったじゃんかよ畜生!!
ベストEDでは、武骸を使いこなせるようになって、以前はボロ負けした敵のカブラカンに無事に勝利してくれるんですけどね。
あと、渉ルートでのカブラカンが凄く男前だと思う。個人的に。
強い奴と戦うためだけに生き、強い奴と戦う時にだけ生きてる実感を味わえる彼は、真の強さを得た渉に敬意を表してくれて…。
良い奴だなぁと実感しました。
渉のルートももう少しくらい親睦を深めるイベントが欲しかったけど、許容範囲でしたね。
渉のルートは、序盤で一緒にお弁当を食べて頬についたご飯粒をとってあげるイベントが好きw
ありえないくらいのオーバーリアクションに思わず笑ってしまったくらい。
それと、ベストEDで一緒に秀真機関で働く二人の仲良さげな初々しい二人にニマニマしましたw

【久神(ハルファス)】
彼のルートも最初にバッドを見てしまい、ちょっと欝りました。
CGはありませんでしたが、暴走し化け物と化し、主人公を襲いかけたけど途中で気づいてその後姿を見せることは無かった…ですよ?
でも、公私混同しないと言いつつ、無意識に主人公に惹かれていってる様子は良かったですね。
主人公も凄く健気で可愛かった。久神先生のことが本当に好きなんだなぁって、プレイヤーながらに思わされました。
彼は実験の成果により強大な力を手にいれるが、それにより理性をなくし、自身の手で両親を惨殺してしまった。
一度は自殺しようとしたが、ジンに止められ、ジンの言葉によって幾分か救われ、彼に付き従うようになる。
って言うか、ハルファスって他ルートで直ぐ死にすぎですよね。
黎明とか司狼とかカインは他ルートでも生きてるのに、ハルファスは直ぐ死ぬから、なんか悲しかったorz
でもベストEDでは一緒に力を合わせて強敵を倒して、再び教師生徒の立場に戻り、プラス恋人同士として穏やかな日々を過ごしてるから、心から良かったと思いましたね。

【カイン】
彼のルートは、弟のために自身の手を汚し、弟のためだけに生きていた。
だが弟は無残にもNEDEの研究によって命を落とし、NEDEに従う理由が消えた彼は組織を抜ける。
主人公にも最初は情報を得るために近づいていたけど、騙されたと知っているのになお近づこうとする主人公に少しずつ惹かれ、自身の生きる意味を見出していく。
ある日NEDEのフライコール本部襲撃に乗じて主人公をさらった彼は、NEDEに少しでも報復するために主人公の母親を助け出してやると言い出す。
主人公もその言葉を信じ、彼と一緒にNEDE本部に向かう。
だがそこで見たのは、数多の死屍累々。そして、死んだと思われていたカインの弟のアベル。
しかしアベルは強力な武骸を入れられた影響により、カインの弟であった頃の記憶をなくしてしまっていた。
更には主人公の母親も突然の火災に阻まれ、助けられず退却するハメに。
一度は二人とも絶望するも、主人公もカインと共にもう一度組織に向かうことを決意。
マスターに頼み込み、主人公は武骸を手に入れ、二人は再び組織へと出向く。
カインのバッドEDは、弟を救えずに主人公が弟を弓矢の武骸で射殺してしまうんですよね。
たとえ愛する人だったとしても、自分の命より大切な弟を射殺されたら、生きる気力をなくしますよね…そりゃあ。
カインのバッドEDは後味が凄く悪かったです。
ベストEDでは無事に弟を救い出し、黎明と司狼がエンソフを倒し、平穏を取り戻します。
そしてようやくお互いの気持ちを吐露し、互いに愛を確かめ合う…な感じで終わりました。
どう考えてもベストEDの方が良いですね、はい。

【ジン(クロム)】
彼のルートは色々な謎が解けるものでした。
予想通りでしたが、彼は主人公が幼い頃に出会った手負いの軍人で初恋の相手…クロムでした。
王道ですが、こういう「実は昔の出会っていた人だった」展開は大好きですよ!!
できれば、主人公だけでなく、彼にも途中で主人公の正体に感づいて欲しかったですね。
まぁ、死んだと思い込んでたから仕方ないですが…気づいて欲しかったと言うのが乙女心。
故郷を追われ、仲間を次々と失い、自身も傷を負った彼が出会ったのは幼い主人公。
純粋な好意を示す娘に心癒された彼は、一度は信じあれなくなった人間を再び信じてみようと思う。
だが無情にも主人公は彼を追ってきた人間にナイフで刺され、主人公を殺されたと思った彼は今度こそ絶望に陥った。
そして彼は決意した。人間を、このどうしようもない世界を滅ぼしてしまおう、と。
そのためにエンソフに従い、築き上げたのがNEDE。
そう考えると、主人公のためにこんなデカい組織を作り上げてしまったんだなぁとしみじみ思いました。
愛って、凄いね!(ぇ)
誘拐された母親を助けるためにNEDEに来ることを受諾し、そのせいで謂われない虐待を受ける主人公を助けたり、なんだかんだで落ち込む主人公を放っておけなかったり。
もしかしたら無意識的に主人公を昔の少女だと受け入れていたのか、それとも主人公自身に改めて惹かれていったのか。
どちらにせよ、おいしい設定ですねw
個人的に窓辺で主人公を抱き寄せるスチルが凄く好きです。下心が無いとは言っても、どうでもいい相手にそんなことしないしね!
ジンのバッドEDは、エンソフの長年の歳月を掛けて作り上げた装置によって全人類が滅亡、エンソフも自滅、残ったのは主人公とジンの2人だけ…と言う、なんとも後味の悪いものでした。
ある意味、本当の意味で二人だけの世界、ですけどね。誰も、何も邪魔されることの無い…。
傷つき疲れきったジンを主人公が膝枕するスチルは、何気に好きです。
ベストEDではジンがエンソフを打ち倒し、主人公が装置を止め、グラズヘイムを救った二人は、何にも縛られることのない場所…遠い異国の地、海外で穏やかな日々を過ごす。
初恋の人と過ごす、穏やかで優しい日常…。凄く、幸せそうでした。
でもふと思った。ジン、私服似合わないなぁ。(苦笑)

総合して言うと、
好きキャラ順位は、黎明≧ジン、渉>カイン>司狼、久神
好きなシナリオ順位は、カイン>渉>久神>ジン>司狼>黎明
ですね。
いやぁ、終盤の展開とか盛り上がりとか、日常パートでまた変わりそうですけど。
クリアした今の気持ちで言うと、こんな感じです。

でも、買って良かったとは思います。
多少の文句を言いつつ、なんだかんだで続編やファンディスクが発売されたら買っちゃいますね、恐らく。

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HN:
雛 まゆき
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/02/10
職業:
大学生
自己紹介:
漫画・アニメ・ゲーム(特に乙女)が好き。
将来の夢は社会福祉士。(多分)
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